◇アメイジング・グレイス◇ |
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オルニー(Olney)訪問 | |
「ジョン・ニュートンが牧会していた教会がオルニーという街にあるよ。」ある人から教えられて、行ってみました。オルニーはロンドンから見て北西、人口6千人ほどの小さな街です。当日は、雲ひとつない快晴で、ケンブリッジから80分ほど、車を走らせました。 教会の敷地に入ると、無数のお墓がありました。すれ違った方に「ジョン・ニュートンの墓を探している」というと「Good luck」との返事。ちゃんと見つかるのかどうか不安になりました。 聖堂の入り口は工事中の表示があり、反対側に回らなければなりませんでした。中に入ると、誰もいません。東側(正面)に大きなステンドグラスがあり、聖歌隊席に優しい光が差し込んでいました。聖歌隊席の北側、つまり聖壇に向かって右側のステンドグラス下部に、ジョン・ |
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ジョン・ニュートンは、22歳の時、象牙・金などを扱う商船グレイハウンド号で難破しかけた時に、母の死後初めて神に祈り、奇跡的に難を逃れたことで回心します。奴隷貿易船の船長になるのはその後のことでした。船乗りをやめた後、リバプールの関税職員となり、ジョン・ウェスレーと親交を持ったことから聖職者になる勉強をします。一度は聖職叙任を拒否されますが、38歳でこのオルニーのcurate(司祭補佐?)の職を得ます。ウィリアム・クーパーと共に毎週の礼拝のために賛美歌(歌詞のみ)を創作し、16年分を出版した『オルニーの賛美歌集』に、「アメイジング・グレイス」が収録されました(曲は、現在歌われているメロディーではなかったようです)。 |
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牧師 柳谷 雄介 携帯 080-6003-9147
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2018/12/4 更新 |